・想像してたよりも赤の女王の怒った顔が赤くなかった。まあ、十分赤かったのだけれども、もっと赤くなるものだと想像してたから少し拍子抜けした。
・マッドハッターがアリスに「君は何故いつも大きすぎたり小さすぎたりするんだい?」といったような事を言っていたが、アンダーランドの住人のほとんどが、いや、アンダーランド自体が「大きすぎたり小さすぎたり」つまり、極端だと思った。二言目には「打ち首じゃ!!」と言い、処刑しまくる赤の女王。対して契約により(何との契約なのかは知らないが)生物を殺生しない、いや、できない白の女王。全く極端で、わかりやすい。にしても白と黒ではなく、赤と白なのは面白いな。
・小さくなる薬を作る材料の中に希望的観測がスプーン2杯分があったのは少し笑った。希望的観測なるものが物体としてある事が驚きだし、スプーン2杯分が必要というのも面白い。奇妙な世界を一層奇妙にしていたように思えた。