2015年05月04日
寄生獣 完結編
・三木戦と後藤戦に重きを置いているためか、三木のヤクザ組襲撃や田宮のリンチ、SATvs後藤戦などの他の戦闘シーンはあっさりとした描写だったのが、尺に収めるためには仕方のないことだとは思いつつも少し残念だった。それでも前後編の二部作映画版寄生獣として1つの作品になっていて、特に市役所のパラサイト掃討作戦と動物園(原作では公園)での田宮の最期を同時進行にしたのは、上手いなと思った。あれで一気に後藤戦に持っていけるし、田宮の「いじめるな」や、市長の台詞に説得力が増したように思える。ただ、田宮の台詞は原作の方が僕的には好きだった。ちょっとした違いだけど、原作の台詞の方が『人間に近づいたパラサイト』という感じがして好きだった。全体的にエンターテイメントしてて楽しめた。
エイプリルフールズ
・盛り沢山な2時間だった。本当に笑って泣ける濃厚な2時間だった。ちょっと疲れるくらいに。あのハチャメチャな感じや、一見なにも関係のない物語が少しずつ繋がっていく快感は群像劇ならではのもので、その加減が絶妙だったから、退屈することがなかった。疲れたけど。
・中学生(?)の宇宙人のくだりはなんかリアルに痛々しい感じがして、直視できなくて思わず顔を埋めてしまった。別にそういうことをしていた訳ではないけど、見てられなかった。
・嘘から出る真がこの作品のテーマというか流れみたいに感じた。嘘がキーワードなだけにベタと言えばベタだけど、気持ちがいいくらいに繋がっていくから見ていて爽快だった。
・中学生(?)の宇宙人のくだりはなんかリアルに痛々しい感じがして、直視できなくて思わず顔を埋めてしまった。別にそういうことをしていた訳ではないけど、見てられなかった。
・嘘から出る真がこの作品のテーマというか流れみたいに感じた。嘘がキーワードなだけにベタと言えばベタだけど、気持ちがいいくらいに繋がっていくから見ていて爽快だった。