・ニノマエこと陽太を始め、今まで当麻と関わってきたスペックホルダーが勢揃いするシーンはすごく胸アツだった。一度は敵だったスペックホルダー達と共闘してセカイを欺くというのは、すごくよかった。これでこそ完結編みたいな。まあ、みんなあっさり消されちゃったけど…。
・瀬文が当麻を撃ったあと、別の平行世界と変わって同業者殺しとして扱われて、フルボッコにされてしまうシーンは見てて悲しくなった。今まで仲間としてあるいはそれ以上の存在だった当麻を他でもない自分の手で殺して、只でさえ内心ボロボロなはずなのに、その上で何も知らない奴等にフルボッコにされるという追い討ち…。何もそこまでする事ないじゃないと悲しくなった。気絶させられる直前にパラレルワールドを浮遊する当麻を掴もうと手を伸ばすシーンもすごく切なかった。でも、そういう描写があったからこそ、ラストの当麻の手を(腕を)しっかり掴んで微笑みあうシーンが暖かいものによりなったのかなと思う。
・内容が難解な上に映像演出やBGMもすごく凝ってて、一度観ただけだとそれらに圧倒されて終わってしまう。だから、ドラマシリーズからもう一度見直したくなった。最後のナレーションで出てきた「浅倉」って誰というか何なんだろう…?ケイゾク見ればわかるのかな。